○ 11月下旬から12月上旬にかけてのもろもろレビュー。
吉川三国志もよーやく5巻目まできました。
私、月1回、読書会的なあるテーマに沿って本を紹介しあうという会合に出席しているのですが、先日のテーマは「今年のこの1冊」でした。
悩んだ末、三国志を紹介しました。横山版とこの吉川版を。
本当は、道元禅師の「正法眼蔵髄聞記」を紹介しようと思ったのですが、そんなマニアックな本を紹介して場のフンイキが重くなったらヤだな、と思って大メジャーな方を選びました。
そして、自分が劉備玄徳がいかに好きか、劉備玄徳的なる生き方がいかに素晴しいか、について演説をしてきました。
「技術」とか「テクニック」ではなしに、「徳」と「仁」で人を動かし、状況を創る。
我が教祖、アントニオ猪木言うところの「馬鹿になれ」精神で。
馬鹿がつくほどの誠実さと正直さと一途さと温情をもってして。
明日発売のこのシングルですが。
ジャンケン選抜で選ばれたアレですね。
いやはや、聴いてびっくりしました。
その歌詞にめちゃめちゃ感動しましたよ、私は。
おそらく世間の「大人」の方々が聴いたら鼻で笑ってしまうかのようなコテコテの「人生応援歌」みたいな歌詞なんですよ。
ところが、今の自分にはこのうえなく心に響くのです。
なにゆえか?
誤解を恐れずに言うならば、この歌詞の内容、これまさに劉備玄徳のテーマ曲です。
劉備の事を、彼が歩んできた歴史、道のりを歌っているようにしか聞こえない。
じゃんけんみたいに 運は巡るもの
今までついてなかった 今度は君の番だ
くじけちゃいけない 泣いてちゃいけない
長い冬の後には 君の春がすぐそこに来てる
周りの友は 一人また一人
夢に続く階段 登っていったよ
例えビリでも焦ることないさ どこかで風が吹いたら
追いつき追い越せる
途中で誰かと 比べるよりも
未来の自分信じるんだ 君のペースでゴールまで
走り抜けろ
チャンスの順番 いつかきっと来る
まだ先のようでも 確かに近づいてる
声がかかるまで 光り当たるまで
君は今まで以上に どんな時も輝いていよう
一部抜粋してみました。でしょ。まさに劉備玄徳の辿った半生じゃないですか。
母と二人で貧しい生活を送りながら、蜀の国の皇帝の地位に登りつめるまでの玄徳の艱難辛苦の道のりそのもの。連戦連敗、流浪の日々を送ること度々。それでも天は彼を見捨てなかった、そうチャンスの順番をしっかり手にしたんだから。
三国志同様、現在自分内ブームになりつつあるのが、これ。
はい、Zガンダムです。
先日、「心に沁みるガンダム名語録」みたいな本を読みまして。
そうしましたら、何故か久々にゼータが見たくなりまして。
と、思っていましたらなんと、その日からスカパーのアニメチャンネルにてZガンダムが第一話から放送開始するじゃありませんか。
そんなこんなで、毎日録画して、昨日で10話目まで見ました。
リアルタイムで放送していた頃、自分は小4ぐらいで、ちらってと見ていたぐらい。
で、10年ぐらい前に、全話ビデオ借りて見たのですが。。
久しぶりなもので、ほとんどストーリーを忘れてました。
なんか、カミーユが毎回誰かに殴られてる。
面白かったです。プロレスファンはみんな読むべし。
私も、プロレスの味方です。
ちなみに、少し前に、あの有名な村松さんの「私、プロレスの味方です。」も読みました。
あと、久々、葉隠を少し読み返してました。
世が末になりたるとて、人々思いくだし、精を出さぬは無念の事に候。世に咎はこれなく候。
世も末だと人々が嘆き悲しんで、がんばることをしなくなるのは残念なことだ。世の中に罪はないのだから。
…そうです。世の中にも他人にも罪はない。罪なのは自分の中の怠惰な心と反省しない心だ。克己あるのみです。
最近の音楽鑑賞記です。
ジャマイカ、ルースター、ストーンズ、エレカシの新譜、ニールヤングの新譜、アリエルピンクス、50回転ズ、バード&ザ・ビー
でわ、ごきげんよう。
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