2006年11月16日 (木)

いつも心に「はっぴぃさん」

今日の休憩時間に読んで、ほんわかしたKIMOCHIになった絵本。

はっぴぃさん はっぴぃさん

著者:荒井 良二
販売元:偕成社

子どもの本のノーベル賞ともいわれるリンドグレーン賞を受賞した荒井良二さんの作品。視覚的に黄色の色使いが、ほどよくまぶしくって、とってもポカポカしたあったかい気分にさせてくれます。

「ぼく」と「わたし」は困った事や願い事を聞いてくれる、山の上の大きな石の上にときどきやってくる「はっぴぃさん」に会いに山を登ります。
いつものろのろの「ぼく」の願いは…のろのろじゃなくなるように
いつもあわてんぼうの「わたし」の願いは…あわてなくなるように

そんな二人が山に登る道の途中で出会い、山の上でお互いにお話します。
あわてるのは なんでもいっしょうけんめいだからだとおもうよ
のろのろは なんでもていねいだからだとおもうわ

結局、はっぴぃさんは来ませんでした。でも太陽を見て二人でお話してるうちに、なんだか、ふたりともはっぴぃさんに会えたような気がしました………というお話。

この絵本でいう「はっぴぃさん」って何?誰?表紙の鳩?黄色い太陽?山の上のでっかい石?解釈は人それぞれだと思うのですが、「はっぴぃさん」はひとりひとりの人間の心の中にいるもの、あるもの。人の良いところを認めてあげたり、見つけてあげたり、気付いてあげたりする心。良いところを認めてもらって、誰かに自分の存在を気付いてもらって、嬉しいっ、幸せっ!って感じることができる心の動き…そーいうものの総称、みんなの心に宿っているやさしい気持ち、それが「はっぴぃさん」の正体なんじゃないかな、とそう感じました。

昨日のこのブログの記事、ブラフマンのライヴ見て、俺もストイックに生きる!とか心に誓ったけど。
「はっぴぃさん」が自分の心にもやってきますように!やさしくてストイックに。「いつも心にはっぴぃさん」ってつぶやきながら、明日からまたがんばろう、この絵本読んでそう思いました。

さて、明日は久しぶりの早番。早起きしなきゃ。オアシスのベスト聴いて寝ます。

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2006年11月 2日 (木)

えほんをよむじかん

最近、仕事の休憩時間中に絵本を読んでいる。去年、児童書担当になったとき、担当であるからには、児童書を知らねばならぬ!と思って、一日最低一冊絵本を読む、という課題を自分に課した。最初はこれも仕事の一環だ、と思って絵本読んでたんだけど…。

今ではそーいう意識ではなく、絵本好きだから、読んでる。休憩時間つっても、ここ数ヶ月余裕がなくて、ろくに休憩もとれない日々だったけど。最近は、無理してでも、休憩時間は休む事にしている。そんでもって、その時間、児童書担当になった当初みたく、絵本を読む時間にしてます。「えほんをよむじかん」…なんか、保育園児みたい。

モチモチの木 モチモチの木

著者:斎藤 隆介
販売元:岩崎書店

今日読んだ絵本。モチモチの木。古典的名作ですね。初めてまともに読みました。これまたええ話やのう。何だろう、「本当の勇気とはなんぞや?」そーいう事を考えさせられるおはなし。表紙のこどもの豆太とじさま(爺さま)の二人のお互いを思いやる気持ち。これよこれ。弱虫の豆太、じさまのために、勇気あるアクションを起こすわけですよ。
ラストのじさまの孫・豆太へのことば「じぶんで じぶんをよわむしだなんて おもうな。にんげん やさしささえあれば やらなきゃならねえことは きっとやるもんだ
深くも重い言葉。やらなきゃならねえこと…か。優しささえあれば…か。

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