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2010年9月26日 (日)

天は自ら助くる者を助く

あの暑さはどこに行った。
昨日、今日と、死ぬほど寒い。何でも11月中旬並みの気温だとか。
しかし勝手なもんよのう、ニンゲン様は。
暑いとか寒いとか、ほしいとかいらんとか、うまいとかまずいとか。

○ 社説 天は自ら助くる者を助く

AKB48 じゃんけん選抜公式ガイドブック (光文社ブックス 91)

akb48のじゃんけん選抜の結果を受けて、いろいろ思うところがありまして。
今回、内田眞由美さんというこれまで無名の方がセンターポジションを獲得されましたね。
「じゃんけんは運」だと言いますが、今回の結果は単純に「運」が良かったから内田さんが1位を取れたとは、私は思わないのであります。
 天は、いつも楽してる人間、いつもズルばっかしてる人間、いつもナマケ者な人間…そーいう人間にゼッタイ救いの手を差し伸べない、何かしらの絶え間ない努力をしている人間、あるいは強い「想い」や「志」を抱き続けている人間、そーいう人間に救いの手を差し伸べる…これ、私が思うところであります。
 「天は自ら助くる者を助く」(by スマイルズ)はず。

そう思って内田さんについて調べました。
そうしたら、やっぱり彼女は天に選ばれるだけの人間だったんだ、と納得しました。
何でも、同期メンバーが次々と正規メンバーに昇格していく中、研究生期間がえらく長かったそうで。歴代でも2番目だか3番目だかのスロー昇格だとか。
まさに「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで」刻苦勉励の末、たどり着いた正規メンバーの地だったと。
それと、総選挙1位の大島優子女史に「センターポジション奪取宣言」をしていたそうではありませんか。まさに「意志あるところに道は開ける」という事でしょうかね。
自分はこうなりたい、こうありたい、あの場所にたどり着きたい、というココロザシ。
孔子も松下幸之助翁も稲盛和夫翁も言ってますしね。
「まず想う事」「志を立てること」が大事だと。

目に映るすべての事はメッセージ。
たかがじゃんけん、されどakb。
学びや気付きはどこにでもある。
禅語にもありますしね。直心、是、道場。
素直な心で世と対峙すれば、どこでも、道場たりうる。
単なる「芸能」ニュースである以上の気づきが得られた「じゃんけん選抜」でした。

以上、今月の社説でした。

○ いろいろ感傷兼鑑賞日記

ボーイズ・オン・ザ・ラン [DVD] ボーイズ・オン・ザ・ラン [DVD]

DVD見ました。
実に痛快な映画でした。好きですね、こーゆーの。
また原作読み返そうかなと思いました。
主人公のタニシ君、あれは自分ですね。
私は、テレクラ行った事はないですが。
かっこいいもかっこ悪いもスタイリッシュもダサさもキモさも超越したところ、突き抜けたところに人の、男の生きる道はあるんです。
随所に主となれば立処、皆、真なり。
確か、臨済録にある栄西の言葉だったかな。
ダサかろうがキモかろうが、今、立っている場所で己が己を尽くし続ければ必ずや輝くものになる。

佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強 (知的生きかた文庫) 佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強

著者:佐藤 一斎
販売元:三笠書房



また懲りずに佐藤 一斎先生の「言志四録」読みました。

面は冷ならんことを欲し、
背は暖ならんことを欲し、
胸は虚ならんことを欲し、
腹は実ならんことを欲す。

頭脳は、正しい判断ができるように冷静でありたい。
背中は、人を動かせるよう暖かくありたい。
胸は、人を受け入れられるよう虚心坦懐ありたい。
腹は、物に動じないよう胆力を充実させたい。
人間はこのようにありたいものである。


背中が暖かい人間…。素晴しいですなあ。
そうなりたいものです。

「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは (小学館文庫) 「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは

著者:李 登輝
販売元:小学館

元台湾の総統、李登輝氏の著書。

一人なのだ。たった一人なのだ。誰も助けてくれない。生きるも死ぬも、自分ひとりで立っていかねばならぬのだ。
目の前にあることを、一つずつ誠実に、自己の良心と信念だけに基づいてやりぬいていく。結局はそれ以外にない。

ナンバーガールの曲に「我起立一個人」(ちょっと違ったかな)という曲がありましたよね。
アイスタンドアローンという曲が。
ただ立ち上がって、歩き出して、夢の中ふらついて、よろめいて、行くんだろう。
…ってやつ。

あんまし人に寄りかからずに、己の足で立って歩いていきたいですけどね。
独りでも寂しくないもん。歩いていくんだもん。武士でありますので。

ポストカード・フロム・ア・ヤングマン ポストカード・フロム・ア・ヤングマン

アーティスト:マニック・ストリート・プリーチャーズ


出ました。待望の新作が。
まだ2回しか聴いてないけど。
4枚目、5枚目あたりのメジャー感ゴージャス感バリバリのマニックスが戻ってきました。
過剰にエモーショナルで過剰にドラマチックなマニックスが。
確かに、「ホーリーバイブル」も大好きですけど、こーゆー「ど」がつくぐらいの王道感あふれる彼らの音も大好きです。ど王道な。

【送料無料】[枚数限定][限定盤]OTRL(初回生産限定盤)/奥田民生[CD+DVD]【返品種別A】【smtb-k】【w2】 SEX CITY 〜セックスしたい〜 NIGHT ON FOOL Mothership Connection
Wildflower & Cover Songs;Complete Best 'TRACK 3'(通常盤) ゼロコンマ、色とりどりの世界

他、最近、聴いたモロモロ。
奥田民生、銀杏BOYZ、バースデイ、パーラメント、スーパーフライ、マスドレ。
奥田民生のアルバムが素晴しく良かった。

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2010年9月18日 (土)

欲しがりません勝つまでは

9月半ばのいろいろ感傷兼鑑賞日記です。

ユー・ガット・マイ・マインド・メスド・アップ ユー・ガット・マイ・マインド・メスド・アップ

アーティスト:ジェイムス・カー

「不世出のソウルシンガー」(CDの帯より)との事ですが、決して大仰な表現ではないですね、これは。
聴きながら唸ってしまいました。
66年の作品。
サンボマスターの山口さんのお気に入りらしく。
どんなもんだろう、と気になって購入。
素晴しきソウルミュージックでした。
オーティスレディングみたいなパンチ力もあり、味わい深さもあり。
「道元禅師」の本読みながら聴きましたが、これはじっくりお酒でも飲みながら浸りたい音楽ですね。

道元 道元

著者:松原 泰道
販売元:アートデイズ

2年ぐらい前に苦労して読んだこの本。そん時は難しすぎて内容がいまいち理解できず。
また、さらっと読み返しました。
自分の「道元レベル」が上がったのか、前よりだいぶ理解できました。

「仏道をならふというは、自己をならふなり。自己をならうとは自己を忘るるなり」

修行の道とは自分自身を学習すること。自分を極めていくこと。自分の中に生まれながらに備わっている「もう一人の自分」にめぐり合うための学習。
自分を知るには、自己を否定し、自己を超えなければならない。それが自己を忘れること。
その時、その場で「自己に徹する」ということ。
自分の中の「もう一人の自分」を開発すること、ね。

自我(エゴ)ではなく自己(セルフ、己自身)に出会うための修行って事ですか。
意外と自分で自分の事ってわからんものですしね。
未知の分野の経験をしてみて、「ああ、自分にもこんな一面があったんだ」って気付くことがあったりするけれども、それも一つの「今まで開拓されていなかった自分」って事であるわけで。もう一人の自分、か。

The Best Buono!(通常盤) The Best Buono!

アーティスト:Buono!



ボーノです。「道元」からだいぶトびましたが。
ボーノは1枚目、2枚目とアルバムは聴いておるのですが。
何ゆえに、このベストを手にしたか。
何でもこのアルバムのマスタリングをメタリカのマスタリングを手がけているエンジニアが担当したとの事で。
どんなもんじゃい、と思って聴いてみました。
自分、メタリカも結構好きなので。
確かに音が変わってます。
厚くなってるし、音圧が上がってます。
メタリカの「ブラックアルバム」ぽいです。(ってホントかよ)

PALE SILVER & SHINY GOLD PALE SILVER & SHINY GOLD

アーティスト:サッド・デイ・フォー・パペッツ

スェーデンはストックホルム出身のバンド。
先日、タワレコで試聴、即、購入。
CDの帯の解説に「ダイナソーJR+Mazzy Star」って書いあって。
そりゃ、買うしかないだろう、と。
試聴してみたら確かにそんなフンイキでした。
Mazzy StarのVo.のホープ・サンドヴァルぽいアンニュイな気だるいフンイキの声。
気だるい女性ヴォーカル好きなので。
カーディガンズのニーナ嬢とかヴァネッサ・パラディにも似てるな。
ダイナソーJr,っていうよりジザメリというかマイブラというか、なオルタナ~シューゲイザーテイストなギターの音色も好物ですし。
これは洋楽では久々の自分内ヒット。
音が「○○に似ている」っていう新バンドには最近あまり手を伸ばさないことにしてるんだけど、どーしても好きな音ってあるんですよね。

BLACKOUT(初回限定盤) BLACKOUT(初回限定盤)

アーティスト:the brilliant green

そんなこんなでブリリアント・グリーンの8年ぶりのオリジナルアルバム。
ホープ・サンドヴァルばりの気だるい女性ヴォーカルつながり。
邦楽バンドはCD買わない、レンタルで済ませる、という法律があるのに。
買いました。しかも初回限定版。あーあ。
まあブリリアント・グリーンのアルバムはこれまで全部買ってるので。
そーいうバンドがいてもいいでしょう。
と、「自分の中のもう一人の自分」が言ってる気がする。
でも、それは道元禅師の言う「自己」ではなく「自我(エゴ)」な自分かな。
内容は文句のつけようがないですね。
ブリリアント・グリーンなアルバムでした。
しばし、聴き込みます。

レフト・アローン(K2HD/紙ジャケット仕様) ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ+1 Revolutionary
刺青の男(紙ジャケット仕様) エモーショナル・レスキュー

その他、最近聴いてるやつ。
マル・ウォルドロン(珍しくジャズですな。)カーティス・メイフィールド。
このあたりはサンボマスターの山口氏推薦って事で聴いてました。
ジャズはめったに聴かないけど、悪くないですな。
サックスの音の哀しさがすごく沁みます。
あと最近の日本の若手もフォローしとかなきゃ、って事で9mm。
それと、先月から開催の「私的ローリングストーンズの70年代80年代のアルバムを聴き返そう運動」。80年の「エモーショナル・レスキュー」と「刺青の男」
「刺青」は確か、自分がストーンズを聴き始めた初期の頃に手を出したアルバム。
かれこれ、13年ぐらい前ですか。
でも、両アルバムともやっぱりどーもいまいち。
いい曲はあるんだけど。「友を待つ」とか。「ダンス パート1」とか。

Gスピリッツ SPECIAL EDITION Vol.1 アントニオ猪木 (タツミムック) Gスピリッツ SPECIAL EDITION Vol.1 アントニオ猪木 (タツミムック)

販売元:辰巳出版
発売日:2010/09/08


というわけで、「猪木関連の新刊書籍が出たら購入せねばなりませぬ」という法律があるので、購入。
「極私的アントニオ猪木」として各界の著名人が「俺の猪木」を語っているのが面白い。
甲本ヒロトの
「俺は誰が強いかなんて興味ねえよ。だけど、一番美しいのはアントニオ猪木だぜ」
という言葉に非常に共感しました。

そんなこんなで俺は大いに悩んでいる。
12月3日にアントニオ猪木デビュー50周年DVDBOX20枚組が出るのです。
10万5000円で。
アマゾンで買えば少しは安くなるよな、ああ、欲しいなあ、どうしよう、去年買った「篤姫」のDVDBOXより高いな、でも欲しいな、と。
自分へのご褒美で買ってあげたいけど、ご褒美をあげるようなリッパなことは何ひとつしとらんし。
じゃあ、その日までに何かを成し遂げる!それを目指しますか。
猪木のDVDが欲しいからがんばります。欲しがりません、勝つまでは。

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2010年9月 4日 (土)

ソラニン

9月突入。
最近のモロモロレビュー。

ソラニン スタンダード・エディション [DVD]

映画ソラニン。これ、今日観ました。DVDにて。
期待したほどではなかったけど、最後は感動的でした。
でも、いまいち、のめりこめず。
トシをとったせいでしょうか。俺が。
たぶん、24、5歳の頃に見てたら違う感慨があったと思うのですが。

マジックディスク【初回生産限定盤】

そんなこんなで、アジカンのこのアルバム収録の「ソラニン」を聴き返してました。
「ソラニン」、めっちゃいい曲じゃないですか。
って映画観てそう感じました。

きみのためにつよくなりたい きみのためにつよくなりたい

アーティスト:サンボマスター

スカパーのフジテレビチャンネルで放送の「ミュージックスープ」という番組がありまして。
好きでよく見ます。
内容はというと、毎回ミュージシャンの方が登場して、自分にとって思い入れの深い45曲、45枚のアルバムについて語りつくす、というもの。
こないだそれにサンボの山口さんが登場して。
その回が非常に面白く。
録画して2回ほど見ました。
ほんと、この人は音楽が好きなんだなあっていうのが伝わってくるんですよね。
どんなジャンルにしても、自分が愛するもの、好きなものついて、嬉々として語っている人の顔は輝いて見えます。
そんなこんなで、このアルバムも素晴しいです。
特にメロディが。

ロケット・トゥ・ロシア+5

何故かトッパツ的にラモーンズが聴きたくなり。
3枚目のこれ「ロケット・トゥ・ロシア」を引っ張り出して聴いたりしました。今日。
「ロッカウェイビーチ」とか「シーナ・イズ・ア・パンクロッカー」とかね。
燃えますね。やっぱり久々聴くと。
ちなみに一番好きなのは1枚目のアルバムですが。
3コードに3分間のシンプルこのうえないロックンロールで余計なものが何も無いのに、そこにロックンロールの全てがある…っていう。
「ない」のに「全部ある」。
これ、もはや禅の世界です。

Liar (Reis) (Dlx) (Dig) Liar (Reis) (Dlx) (Dig)

アーティスト:Jesus Lizard
販売元:Touch & Go Records
発売日:2009/10/06
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これまたトッパツ的に聴きたくなったアルバム第二弾。
8年ぶりぐらいに聴いた。
ジーザスリザード。92年ぐらいの作品でしょうか。
死ぬほどかっこいいですなあ。
レイプマンとかビッグブラックとかのアルビニが創るサウンドぽい。
フガジ的な硬度の高いハードコアぽい感じとか。

○ 読書日記

松下幸之助日々のことば―生きる知恵・仕事のヒント 松下幸之助日々のことば―生きる知恵・仕事のヒント

著者:松下 幸之助
販売元:PHP研究所

謙虚な心さえあれば、自分の周囲にあるもの、いる人、すべてがわが心の鏡。自分のふるまいの正邪がそこにありのままに写し出されてくる。

十のサービスを受けたら十一返す。その余分の一のプラスがなければ、社会は繁栄しない。

行き詰まりや失敗の原因は外部の事情はあるにしても、ほとんど100%自分自身にあると考えるべきである。

仕事に失敗するのは運が悪いのでもなんでもない。なすべきことを怠ったからである。

どうすれば部下が動くかという意図的なことに神経を使う前に、まず自分が一心不乱にやることだ。

品物を売って代金をいただくだけなら自動販売機と同じ。お客サマと心を通わす物心一如の商売こそ真の商売。

松下氏の著書をいろいろ読んでいくと、重複して収録されている部分がかなり出てくる。
けれども、何度読んでも深く頷いてしまう言葉がたくさんある。

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