パンクロック万歳
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映画館にめったに足を運ぶことはないのだけれど。
こればかりは運びました。
だって、「パンクロック」に「向井秀徳」に「峯田和伸」に「宮崎あおい」…。
この世で好きなもののベスト5のうちの4つが詰まっている映画。
見ないと天罰が下るわ、と思って。
まあ、厳密に言うと、上の4つ、人生のベスト5に入るかって言ったらやや微妙だけど。
そんぐらい好きなものです、ていうイミで。
いやー。
面白かった。実に。いろんな意味で面白かった。
パンクとかロックとかにひとかたならぬ思い入れのある人は見ててソンはないかなと。
劇中で「パンクロックって何なんですか?」てなセリフが幾度となく出てきたが。
今作の宮崎あおい(様)の演技…あれも「パンク」的なものに感じられましたよ。私は。
あそこまで、ハジけた役を見たことがなかったんで。
パンクとは…。そうですねえ。
自分の中の思いや情熱や志の源泉みたいなところに向かって、一心不乱に突き進んでいく過程で、いろんなものが削ぎ落ちていくんですよ。
そん時は、あ、削ぎ落ちてってる、て気づかないですよ。
で、最後はその源泉部分だけがむき出しになって表現として表れる…。表現したい純度100%なものが。
そのむき出し状態に至る過程、及びそれに付随する営みの総称…それがパンクかな、と。
○ 音楽鑑賞日記
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リーヴ・ホーム+16 アーティスト:ラモーンズ |
パンクパンク言ってたら、ラモーンズが聴きたくなって。
1枚目と3枚目の間でイマイチ、知名度が低めな2枚目を久々に聴いてみる。
と言っても、1枚目、3枚目との違いはほとんどないのだが。
1、2、3、4!のカウントで始まるカンジの3コード、1曲2分のロッケンロール曲集。
最高ですよ。何も言うことはないです。
これがあれば、パンクロック万歳です。
余計なものは何もないのに、全てがそこにあるカンジ。
なんか「禅」的だな。
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