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2008年10月 8日 (水)

盛者必衰の理

○ 諸行無常の響きあり

平家物語(下)―マンガ日本の古典 (12) 中公文庫 平家物語(下)―マンガ日本の古典 (12) 中公文庫

著者:横山 光輝

よーやく、中・下巻も読み終わった。
自分は義経ファンなので、源氏びいきなのだが、平家側の視点で描かれているこのハナシはさすがにちょっと、胸が痛むというか。

特に平家滅亡の地、壇ノ浦でのこのシーンね。
大河ドラマ「義経」見た時も泣いたなあ、俺。

二位の尼前(平清盛の妻)が幼い安徳天皇に語りかけるんですよ。
「帝、私とともに別の世にまいりましょう」
「尼前、どこへ行くのだ」
「この波の下には極楽浄土と申すよい都があるのです。
さあ、尼前が案内してさしあげましょう」
「うん」

っていうやりとりの後、幼い安徳天皇を抱いて入水してしまうという…。

嗚呼。

驕れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き者もついには滅びる ひとえに風の前の塵に同じ

…だったかな。

私や貴方も貴方も、春の夢のように儚く、風吹けば消えてしまうチリのようなもの、なのかも。
秋だから、たまにはメランコリイに浸るのも良いでしょう。
でも、だからこそ、なればこそ、儚きこの世を精一杯生きたいものDEATH。はい。

○ SABAKU

ZAZEN BOYS4 ZAZEN BOYS4

アーティスト:ZAZEN BOYS

平家物語読んだら、むしょーにこれ聴きたくなりました。
詞にあるとおり、「砂漠の朝をさまよって、無人島にたどりついたんだ…」って気分になるし、「砂漠の、砂漠のどっか真ん中にいる感じ」になるんです。

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