ストイシズム
休み。
だったけど、今日は外にでましたよ。
「山下清」展を見てきました。
「裸の大将」で有名な放浪の天才画家ですね。
すごかったですねえ。
作品の大半が貼り絵だったのですが、その細やかさたるや。
一枚の絵に細かな紙片がいったい何枚使われているのでしょう。
千枚?一万枚?
とにかく途方もない数のはず。
あの紙片一枚一枚に、表現者としての、人間としての山下氏の来し方行く末のいろんなモロモロがつまっているのだろうなあ。
いったいどんな心理状態で、あの紙片一枚一枚貼り付けていたのかなあ。
なーんて事を考えました。
俺は絵のことは全然詳しくない。
でも、行ける範囲内でその手の企画展が開催されている時は、必ず見に行く。
素晴しい表現に触れ、心を揺り動かされる。
それは、俺にとって、心の栄養となるのだ。
○ 音楽鑑賞日記
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DOLCE アーティスト:鈴木亜美 |
今作もまた様々な、今、旬なアーティストとコラボって作られた一枚。
テクノ・ハウス界隈では、中田ヤスタカ、キャプテン・ファンク、スギウラム、ラムライダー、スタジオアパートメント等など。錚々たる面子。
ロック界隈だと、ホフ・ディランとYO-KING。
良いアルバムでした。
特に、近年ハウス・テクノものをよく聴く身としては、実に楽しめました。
でも、これ、「ミュージシャン・鈴木亜美」の作品じゃないよね、もはや。
上記のアーティストのコンピ盤ですよ。
で、ゲストボーカルが鈴木亜美、みたいな。
「鈴木亜美」の個性っていうのかな、色、が全く感じれられない。
惜しいなあ。もったいないなあ。
スパイラル・コード!!キたーーーーーー!!!!!
って叫んでしまったほど、かっこいい。
SPIRAL CHORDのセカンドミニアルバム「サ・ヨ・ナ・ラ・セ・カ・イ」。
元COWPERSのタケバヤシゲンドウ氏が結成したバンドですね。
ジャンル的には、ハードコア・パンクとかエモとかに分類されるのかな。
ベースは元ナンバーガール、現SLOTH LOVE CHUNKSの中尾憲太郎氏。
相変わらず音も言葉もストイック。
ゼロから始まるのか
ゼロに戻って行くのか
其処に潜んだ真理を
探し続けているんだ
これ、俺が日々思ってる事ですよ。
しばらくヘビロテCDになりそうです。
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