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2006年11月 6日 (月)

華咲く本屋

世間的には3連休。ですよね。連休効果で売り上げも好調。よかったよかった。
突然、コミック担当を命じられて約2週間。一昨日のコミックの売り上げ、何と、今年一番でした。嬉しい限り。「のだめ」「デスノート」のおかげかな。でも、デスノート、数巻売り切れちゃった。今現在売れまくりの本の店頭在庫を切らす、これ、担当者が最もやってはいけない事なんだよなあ。でもデスノート、出版社でも問屋でも品切れ。どーしよ。

そんなこんなで、今日もひたすらコミックの仕事。前担当を悪く言うつもりは全くない。が、自分が担当になってじっくりコミックコーナーの棚、平台のラインナップを見てみると、こりゃヤバイなあ、と思わずにはいられない。一体この店のコミックコーナーは何ヶ月ほったらかしにされてきたのだろう。そこに収まっているコミックさんたち、さぞ寂しかっただろうに…。店にある本は俺の子どもです。本屋の「棚」は生き物といっしょ。例えば花壇にも畑にも、肥料を、水を毎日毎日与えてあげて、「大きくなあれ」と心を込めて育てる気持ちがないと、綺麗な花も咲かないし、おいしい野菜も収穫できない。

書店における「棚」も同じ。そこに並んでいる本たち、に常に手を加えてあげないと、お客様にとって魅力ある売り場が育たない。売り場に花が咲かない。いや、「」が咲かない。
華咲く売り場」ってどんな売り場?お客様が今求めているタイムリーな旬な本がしっかりそこにある、さらには、Aという本を探しにきたら、それに類するAAという素敵な本にもめぐり合えた、というようなワクワクする本との出会いがある売り場…。それが、俺が考える華咲く売り場。キレイごとに聞えるかな?でも、俺はそーいう演出・売り場作りを本気で目指してます。

スーホの白い馬―モンゴル民話 スーホの白い馬―モンゴル民話

著者:大塚 勇三,赤羽 末吉
福音館書店

えほんを読む時間。今日読んだ1冊。スーホの白い馬。モンゴルの貧しい羊飼いの少年スーホ。ある日、生まれたばかりの白い馬を拾って帰ります。スーホはこの白い馬を心を込めて世話をし、育て上げました。でも…。引き離されてしまう、スーホと白い馬。お互いがお互いを想い合っているから、信頼し合っているからこそ離れ離れになっても気持ちが通じ合うんだね。最後はちょっと悲しい結末だけど。人だけじゃなく、動物にも、植物にも、そして本にも、本当に心から自分の中の素直な優しい気持ちで接する事ができる、そーいう人間にワタシハナリタイ。

カートコバーン/トリビュートニルヴァーナ

最近、よく部屋で独り、ボーっとニルヴァーナの写真集眺めてます。「錆尽きるより燃え尽きたい」カートは遺書にそう記したそうですが、俺はどうなんだろう。錆尽きたいかな、燃え尽きたいかな。いずれにせよ、生きてるうちに、やらなきゃいけない事、やっときたい事をなるべく多く成し遂げたい。それだけ。

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