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2006年11月27日 (月)

自己・表現

日曜日は外商(営業)に出なくていい日。
なので、店舗業務に専念!と気合を入れてコミックの仕事をする。
昨日は休みだったので2日分の売れたものをチェック。
鋼の錬金術師」の最新刊がバリ売れ。在庫切れちった。読んだ事ないけど、そんなに面白いのかなあ。

鋼の錬金術師 15 (15) 鋼の錬金術師 15 (15)

著者:荒川 弘

昼過ぎから、俺を含む外商部員が、本社に招集され、臨時の会議。今現在の各店舗に関するもろもろの問題点等についてのシビアな話し合い。なんか、いろいろヘコむ。
ってヘコんでばっかだな、俺。最近。まずいな。この弱気な姿勢、これ、ロックじゃねえな

そう、昨日、ブルーにこんがらがった気分で、一気に読んだ本。

ちいさな星通信 ちいさな星通信

著者:奈良 美智
販売元:ロッキング・オン

奈良美智さんが自らの半生を振り返った自叙伝的内容の本。
俺は奈良さんの絵の事は正直よく分からない。好きとも嫌いとも言えないし。
DEMOね、以前、「NARA NOTE」という奈良さん本人の日記をまとめた本を読んで、奈良さんの表現に向かう姿勢、スピリットにとんでもなく、感銘を受けた。
なんて、ロックな人なんだろうって。

自分自身と徹底的に真摯に向き合って、内なる自分と戦って、自分をさらけ出し、アートという行為で自己を表現していくこと。「描く」ことに自分の存在意義を見出すんだという姿勢。

この本の中で、とっても印象的だったフレーズ…アートの道を「職業」として選んだのではなく、「生き方」として選んだ…生き方!! 凄い。何たる強さ。

「表現すること・創造すること」は何も、ミュージシャンとか作家とか画家とか、いわゆる「クリエイティヴ」な仕事をしている人だけのものではないと思う。

こんな事言っちまうと、会社の上司にしかられるかもしれないけど…上司はこのブログ読んでないはずなので、書こう。

俺が今、本屋の仕事の中で、やりたいのはまさに、それ。「表現することと創造すること

自己表現。自己を表現して、そこにまぎれもない「俺」空間なり雰囲気を創造する事。

本が売れる売れないは、本音を言うと二の次。

本屋が何を表現するの?って思うでしょ。

売り場を通しての自己表現です。例えば、俺の担当分野のコミックと児童書。そこのコーナーは俺の城だから。売り場の装飾、商品のラインナップ等を通して「俺」を表現してる。

俺が売りたい、オススメしたい本を何種類か仕入れて目立つ所に置いてみる。あるいは、ひとつのテーマのもと○○本コーナーを演出する。こーゆー本どう?この本好きなら、こーゆーのもあるよ?どう?という具合で、自分の表現を問うわけです。売り場・本という俺なりの表現手段を通しての自己表現。そして、それらを介してのお客様とのコミュニケーション。

例えば次の日、その本、が売れてた!ほら、これ、俺の表現が誰かに受け入れられた、俺の知らない誰か(お客)と本という商品を通じて対話ができた、ってこと。こーゆー瞬間は本当に嬉しいです。一応商売なので、趣味のひとりよがりな表現(売り場演出)ではダメ。あくまでもポップに。「お客にとってどうか」という視点。歌手でいうヒット曲ねらい、とは少し意味が違うかもしれないけど、開かれた表現、とでも言うのかな。そこは常に意識してます。

あと、俺の場合、営業の仕事もやってるから。これも自己表現の世界だと思ってます。。
目の前の相手に、自分を表現すること、モノを売るための自分独自の空間・雰囲気を創り出すこと。難しいですけどね。とっても。自分が何者なのだ?という、自分を客観的に見つめる、冷静な自分との対話が必要だな、と感じます。

何か、長い記事になっちった。そんなこんなで、俺は奈良さんの絵に対してより、表現者としての奈良さんにとってもとっても惹かれるのだ、っちゅうハナシです。

明日早いんだった。寝なきゃ。

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