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2006年11月30日 (木)

喝!克!!勝!!!

午前中。月に2回、各店店長が集まる店長会に出席。
先月から出席を義務づけられた俺。
俺、店長じゃあねえのによー。今日は遅番なのによー。なーんで、朝っぱらから、そんな会合に出にゃあならねんだよー、ちくしょー、バカヤロウ、コノヤロウ。

…などと一瞬でも考えてしまう怠惰な自分に、喝!!喝だ!!こりゃあ!!
オノレはそれでも、サムライか!!…などと、自分に問うてみる。

日常を生きていて、自分の心身にかかるあらゆる負荷、感じるヤな事象の数々。
これは、オノレに課せられた修行なのだ!!それを乗り越えるのだ!いや、乗り越えられないまでも、乗り越えよう、という意思だけは持っとけよ。

と、自分に言聞かせる、ことにする。最近、いろいろと、まだまだ、俺も修行が足りんな、と感じることが多い。

とにかく黙ってやる。寡黙にやる。それだけ。

でも、言うは易し。あー、強くなりたい強くなりたい強くなりたい。

五輪書―サムライたちへ 五輪書―サムライたちへ

著者:宮本 武蔵,次呂久 英樹,高野 耕一,藤森 武
販売元:ピエ・ブックス

最近読んでる本。宮本武蔵著の五輪書。彼が体得した剣の極意と、剣の心について書かれてある。今よりずっと若い頃にも読んだ事があるんだけど、今読んでるやつは原文そのまんまの内容ではなく、ちょっと現代風に訳されてるもの。
よーやく、風の巻と地の巻読み終えて、今、火の巻読んでる。

とにかく、「勝利する」事を120%意識した鍛錬、鍛錬、鍛錬あるのみ……いろいろ書かれてあるけど、武蔵さんの言いたい事は、そーいう事だと感じました。

やっぱりね、黙ってやる、しかないんだね。

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2006年11月28日 (火)

STILL ALIVE

休みでした。

NHKにようこそ! (6) NHKにようこそ! (6)

著者:大岩 ケンヂ,滝本 竜彦
販売元:角川書店

日本・ひきこもり・協会。略してNHK。鬱っててニートで引きこもり。主人公の佐藤クンを見てると、自分の昔の姿を見ているようで、なんとも言えない苦い気分になる。だったら読むなよっちゅうハナシだけど。自分がクズでゴミでダメ人間なのは、わかってる…んで?どーなの?キミ?

ココので?どーよ?」という果てしない自分への問い。ゴミのまま死ぬのか?それが、オノレのほざくロックスピリットか?  ゴミでも、それでも生きるか?
というエンドレス自問自答を繰り返したな。

クズんなっても生きる。なんとか、あそこから、ここまでこれた。スティル・アライヴ、だ。俺は今日も生きてる。イエーイ!

まるいちきゅうのまるいちにち―All in a day まるいちきゅうのまるいちにち―All in a day

著者:安野 光雅,エリック・カール
販売元:童話屋

アメリカ、イギリス、ブラジル、ケニア、ロシア、オーストラリア、中国、そして日本。
季節も時間も違う六カ国の12月31日から1月1日まで、それぞれの国ごとの人々の暮らしぶりを同時実況中継的に描いた絵本。

イギリスのとある少年が雪ダルマを作っているとき、ブラジルのとある家族はビーチで海水浴。アメリカのとある少年はランチタイム、の時、中国のとある三人姉妹はお布団の中。夢の中で大きな白鳥に乗って、空を飛んでる。日本のとある女の子がかわいいお着物着て、凧上げしてる時、ケニアのとある家族は水牛の世話をしてる。

あー、俺がこうして今、この島国・日本でブログ書いてるときも、それぞれの地域で、国で、場所で、それぞれの人間がそれぞれの生を生きているのだな、となぜか、少し、しんみりした気分になる。そっか…そう。そうだよな。

というわけで、休日の今日の読書NIKKIでした。

休日があと1時間30分もある。この時間、貴重に使おう。ロック聴きながら、ビールでも飲もう。って、いつもといっしょじゃん。

Love You Live Love You Live

The Rolling Stones

このアルバムはビールに似合うぞ!発売当時のこのアルバムのキャッチコピーが確か「まるで原住民!」だったとか。確かにコレ、この音。原住民のロックだと思う。
ロックのライヴアルバムの中で、いっちばん、好きなライヴ・アルバムです。

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2006年11月27日 (月)

自己・表現

日曜日は外商(営業)に出なくていい日。
なので、店舗業務に専念!と気合を入れてコミックの仕事をする。
昨日は休みだったので2日分の売れたものをチェック。
鋼の錬金術師」の最新刊がバリ売れ。在庫切れちった。読んだ事ないけど、そんなに面白いのかなあ。

鋼の錬金術師 15 (15) 鋼の錬金術師 15 (15)

著者:荒川 弘

昼過ぎから、俺を含む外商部員が、本社に招集され、臨時の会議。今現在の各店舗に関するもろもろの問題点等についてのシビアな話し合い。なんか、いろいろヘコむ。
ってヘコんでばっかだな、俺。最近。まずいな。この弱気な姿勢、これ、ロックじゃねえな

そう、昨日、ブルーにこんがらがった気分で、一気に読んだ本。

ちいさな星通信 ちいさな星通信

著者:奈良 美智
販売元:ロッキング・オン

奈良美智さんが自らの半生を振り返った自叙伝的内容の本。
俺は奈良さんの絵の事は正直よく分からない。好きとも嫌いとも言えないし。
DEMOね、以前、「NARA NOTE」という奈良さん本人の日記をまとめた本を読んで、奈良さんの表現に向かう姿勢、スピリットにとんでもなく、感銘を受けた。
なんて、ロックな人なんだろうって。

自分自身と徹底的に真摯に向き合って、内なる自分と戦って、自分をさらけ出し、アートという行為で自己を表現していくこと。「描く」ことに自分の存在意義を見出すんだという姿勢。

この本の中で、とっても印象的だったフレーズ…アートの道を「職業」として選んだのではなく、「生き方」として選んだ…生き方!! 凄い。何たる強さ。

「表現すること・創造すること」は何も、ミュージシャンとか作家とか画家とか、いわゆる「クリエイティヴ」な仕事をしている人だけのものではないと思う。

こんな事言っちまうと、会社の上司にしかられるかもしれないけど…上司はこのブログ読んでないはずなので、書こう。

俺が今、本屋の仕事の中で、やりたいのはまさに、それ。「表現することと創造すること

自己表現。自己を表現して、そこにまぎれもない「俺」空間なり雰囲気を創造する事。

本が売れる売れないは、本音を言うと二の次。

本屋が何を表現するの?って思うでしょ。

売り場を通しての自己表現です。例えば、俺の担当分野のコミックと児童書。そこのコーナーは俺の城だから。売り場の装飾、商品のラインナップ等を通して「俺」を表現してる。

俺が売りたい、オススメしたい本を何種類か仕入れて目立つ所に置いてみる。あるいは、ひとつのテーマのもと○○本コーナーを演出する。こーゆー本どう?この本好きなら、こーゆーのもあるよ?どう?という具合で、自分の表現を問うわけです。売り場・本という俺なりの表現手段を通しての自己表現。そして、それらを介してのお客様とのコミュニケーション。

例えば次の日、その本、が売れてた!ほら、これ、俺の表現が誰かに受け入れられた、俺の知らない誰か(お客)と本という商品を通じて対話ができた、ってこと。こーゆー瞬間は本当に嬉しいです。一応商売なので、趣味のひとりよがりな表現(売り場演出)ではダメ。あくまでもポップに。「お客にとってどうか」という視点。歌手でいうヒット曲ねらい、とは少し意味が違うかもしれないけど、開かれた表現、とでも言うのかな。そこは常に意識してます。

あと、俺の場合、営業の仕事もやってるから。これも自己表現の世界だと思ってます。。
目の前の相手に、自分を表現すること、モノを売るための自分独自の空間・雰囲気を創り出すこと。難しいですけどね。とっても。自分が何者なのだ?という、自分を客観的に見つめる、冷静な自分との対話が必要だな、と感じます。

何か、長い記事になっちった。そんなこんなで、俺は奈良さんの絵に対してより、表現者としての奈良さんにとってもとっても惹かれるのだ、っちゅうハナシです。

明日早いんだった。寝なきゃ。

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2006年11月26日 (日)

ブルーにこんがらがって

あー、まいった。ほんとにまいった。
気分が沈んで沈んでしょーがない。ブルーにこんがらがって、しょーがない。
こいつは、予想以上のダメージ。ヘヴィだなあ。ヘヴィ・メタル級。

ここ数日そんな状態。その訳はそのうち冷静に書けるようになったら文字にしよう。
と思ってます。

そんなこんなで、今日は休み。だけど、そんな気分なので、外に出る気力もなく。
ここ数日来ずっと聴いてるオアシスのベスト聴いたりしてました。
オアシス聴いて、ギリギリなんとか、正気でいられる。
でも、俺にとって、音楽って、薬じゃない。聴けば効く、とか聴けば痛いトコ治る、とかじゃない。あくまでも、きっかけのひとつ。
その音楽に触れて、向き合う。その後で、考えたり、感じたり、気合入れたり、立ち直ったり、自問自答したり、するのは自分自身の心だから。俺自身だから、ね。そこからは、逃げられないから。

このベスト盤に入ってるオアシスの曲たち。てゆーか、俺個人にとってのオアシスというバンド、俺がハッピーな時も深い深いブルーな時も、そーいう気持ち全部、でっかく、やさしく、肯定してくれるんだよね。まーいーんじゃねーのって。んなの知ったこっちゃねーだろって。

ストップ・ザ・クロックス ストップ・ザ・クロックス

オアシス

あと今日、遅ればせながら聴きました。

39108 (通常盤)

吉井和哉さんの10月に出たアルバム。
ああ、ロックスターも、吉井さんも俺とおんなじ、人間なんだなあ…というのがこの作品聴いての率直な感想です。いち人間という部分が凄く出てるなあ、と。最後の「BELIEVE」という曲にハッとさせられました。「BELIEVE IN LOVE」とか「BELIEVE IN YOU」 はよく聴くフレーズだけど、「BELIEVE IN ME」ってフレーズ、音楽の詞で初めて聴いたかもしれない。いや、聴いた事あるのかもしれないけど、今日聴いて、すんごく心に響きました。なんて、強い、ことば。

それと、もう一つ。今日、自分に気合入れるために見た映画。

レッツ・ロック・アゲイン! レッツ・ロック・アゲイン! 

2002年に他界した元クラッシュ(という70年代後半から80年代中盤のロンドンのリアル・パンク・ロックバンドです。アメリカでも商業的な成功を収めました)のヴォーカル・ギターのジョー・ストラマー。死の前年、前々年のツアーの模様とかインタビューで構成されたドキュメンタリー映画でした。

メスカレロスという新しいバンドを率いた50歳のジョー・ストラマー。俺は、クラッシュのジョー・ストラマーしか知らない。今まで、クラッシュだったジョー・ストラマーの音楽しか聴いた事ないし、モヒカンで、すんげえパンクで「LONDON IS BURNING!!」って叫んでたクラッシュの頃のジョーの画しか見たことがなかった。

50歳のジョーが自らのバンド、メスカレロスのアルバムとライブの宣伝のために、アメリカでプロモーション活動してた。一人で。地方のラジオ局にアポなしで、「クラッシュのジョー・ストラマーだけど」曲かけてくれない?って。道行く人に、手書きのライブのチラシ自ら配ってた。ジョー・ストラマー本人がだよ。あのジョー・ストラマーがだよ。
「ちょっとノド痛いし、ひざもキてるけど…LET’S ROCK AGAIN!(まだまだやれるよ)」って言ってた。
メスカレロス率いて、おじさんな風貌になった50歳のジョー・ストラマーが歌ってた「LONDON’S BURNING」

すげえ、かっこよかった。泣くよ、そりゃあ。

白い暴動 白い暴動

ザ・クラッシュ

そんなこんなで、ブルーにこんがらがってる今日この頃。その蒼も心に抱え込んだまま、俺はいくぞ、コノヤロウ。と、オアシスと吉井和哉さんとジョー・ストラマーの魂に触れて、ちょびっと拳を握りしめるのでした。

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2006年11月24日 (金)

ハロー30代

ハロー、30代。
30歳になってしまった…。数年前、30になったらもう世界が終わるんだって思ってました。同じく数年前、30になったら、絶対死んでやるって、マジでそう思ってました。

でも、世界は終わってないし、俺は死んでないし、そーいう気配もない。
今日も、フツーに仕事だったし。しかも、上司がありがたいんだか迷惑なんだかよくわかんない気、利かせてくれて、社内の全体メールで「今日は○○君のお誕生日です。みんなでお祝いしましょう!ちなみにケーキのろうそく30本です。」
というメールを送信してくれちゃった。まあ、おかげで、いろんな人に「おめでとー!」って言われたけど、今まで、ずっと、歳聞かれて「あ、俺?20代後半です」って言って年齢ちょっと不詳にしてたのに、思いっきりバレちゃった。

まー、でもこれで、暗黒の(?)20代とも永遠にバイバイできたので、そー考えるとなんか、憑き物がとれたような、ちょっとすっきりしたような気分。
なんか、こう、なーんにもない、すんごーく広い草原に一人立ってて、少し温かい風がフワッと吹いてて、足元のマーガレットの花がゆらゆら揺れてて、でも太陽がとってもまぶしくって、目を細めながら、ずーっと遠くを見てる俺…。何か、そーいう画が今、頭ン中に浮かびました。これが、30歳になったばかりの俺の心象風景、脳内風景。なのかな。なんか、よくわかんない画だけど。

ストップ・ザ・クロックス ストップ・ザ・クロックス

オアシス

そんなこんなで、30歳になって最初に聴いたのが、またまた、オアシス。ベスト盤のDISCⅠ。だーい好きっ!な曲、「サム・マイト・セイ」でリアムが歌ってる!

ひとは言う、雷鳴の後には必ず輝かしい栄光の日々がやってくるんだから、と

別に「栄光」はいらないけど、20代の頃より、少しだけキラキラした日々が送れる30代であればいいな。まあ、それもすべては自分次第だけど、ね。

さて。行くぞ。30代。

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2006年11月23日 (木)

さようなら20代

さようなら20代。
もうすぐ俺の20代が終わる。ああ終わっちゃうのね、半分。もう早よ終われや、半分。

さっき、仕事から帰ってきて、過労なのか、風邪気味なのか、ダルい身体で部屋で横んなってモーローとしながら、20代最後に聴いた作品。

ELEVEN FIRE CRACKERS ストップ・ザ・クロックス

エルレガーデンの新作とオアシスのベスト盤のDISC2。

エルレガーデン。今まで聴かず嫌いで聴いてこなかった。ごめんなさい。
強いなあ。本当に強い、音。喜びも哀しみも切なさも苦しさも愛しさも絶望も、そーいった感情・衝動全て乗っけて、ただただ歯ぁくいしばって寡黙に、音速で疾走する。みたいな強い、強い音。

オエイシス。おおきいなあ。でっけえなあ。ひろいなあ。
てめえのことなんざ、知るかよ、俺?あー、俺は超・絶対・俺だから、てめーもてめーだろ、そーだろ?で、だからおめーは、どーなの?節全開で。自分勝手で。おおらかで。
とっても優しくって。なんか、いっつも果てしなくって、無限大で。

オアシスにはアルバム出る度に、ライヴ見る度に失望しちゃうんだけど、どーしても嫌いになれないんだ。CD出ると買っちゃうし、ライブあると行っちゃうし。なんなんだろう。これ。
なんかね、どーしよーもなく好きなんだよね。オアシスを好きだという心・気持ちだけは、3歳児の心みたい。もうほんとイヤになるんだけど、その1億倍好き!!!みたいな感じ。

そんなこんなで、20代の俺への、あまりにキラッキラした鎮魂歌。
ありがとう、エルレガーデン。ありがとうオアシス。そしてバイバイ20代。

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2006年11月21日 (火)

雨の日とカートと寅さん

久しぶりの休み。雨の日の月曜日
雨の日の月曜日の今日は、なぜか切ない。
例によってケータイの電源offって過ごして、自分の世界に浸る。
ライブ!トゥナイト!ソールド・アウト!

そんな今日見た、最近出たばっかりのニルヴァーナのDVD。94年にビデオで発売されたやつのDVD版。
俺が今みたいなロック狂の、音楽狂の病にかかった時、ニルヴァーナというバンドも解散していたし、カート・コバーンも、すでにこの世に存在していなかった。俺は後追いニルヴァーナファン。
だから、動いてるカートを見ることができるのが、正直嬉しいし、なんだか、緊張する。
テレビの音楽番組出演時とかインタビュー映像とかフェスのライブとか、いろいろ混ざった構成。
アンチ・メインストリーム。やはり、ニルヴァーナというバンド、カートという人は、どこまでも自分が鳴らしたい、信じる音楽に一途でまっすぐで、誠実であったのだな、と感じました。
そーいう姿勢、時に、バカ正直だと思われがちだけど、俺は、そーいう愚直な人がとってもとっても、大好きです。それでも、それでも、それでも、自分はこーありたいんだ、という姿勢を貫ける人。

あとは、ずーーっと、エルレガーデンの新作とかオアシスのベストとかエリオット・スミスとかポール・サイモンとかチャットモンチーとかアートスクールとか銀杏ボーイズとかSTANとか安藤裕子さんとかトッド・ラングレンとかルー・リードとか聴いてた。ビール飲みながら。なんて自堕落な生活。でも、いーじゃん。俺だけの世界なんだから。

それと、もうひとつ、今日見たDVD。

男はつらいよ ぼくの伯父さん 男はつらいよ ぼくの伯父さん 

なんだか、トッパツ的に見たくなって。吉井和哉さんと音速ラインのアルバムとクラッシュのジョー・ストラマーのDVDといっしょに借りてきました。若かりし頃の後藤久美子さんが出ています。寅さんの今回の役どころは、恋する浪人生の甥っ子ミツオ(吉岡秀隆さん)の恋愛の講師役!
相変わらず深いこと言ってたな、寅さん。

自分を醜いヤツだ、と感じた時点で、もうおまえは醜くなんかないんだよ

嗚呼…そうなのか…。少しだけ救われた気分。
でも、まあ、醜かろうが、ダメ人間だろうが、俺はただ、あなたに気持ちを伝えたいだけなのです。ミツオ君を見習おう。

明日からまた、リアル・ワールドか。

まだ、雨降ってんな。

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2006年11月20日 (月)

我起立一個人的意思

俺が生きているのは、商売の世界。売れたか、売れなかったか、どれだけ数字があがったか、がとっても、すんごく、大事な世界。

そんなこんなで、今月、中締めの売り上げ集計が出た。俺が担当のコミック、前月比売り上げ140%、児童書110%。コミックに関しては担当を命じられて1ヶ月。とにかく、なりふりかまわず、がむしゃらに、「あと1冊、もう1冊、売るんだ」という意識で取り組んだ。その結果が140%。素直に嬉しい。

この世界のヤなところは、出した結果(=数字)がモノを言うこと。それで全てが判断されてしまう傾向があること。人間性なんてカンケイない。たとえ、どんなに悪人でも(?)モノをより多く売れる人間こそが正義。ちょっとひねくれた見方かもしれないけれど、あながち間違いではない、と思う。だから、時に、そーいうクレイジーな世界で生きている事がムショウにヤになる。

でも、DEMOね、冒頭に書いたように、140%という数字を見て喜びを、充実感を感じている俺がいる。俺を悩ませるのも数字であれば、仕事に対する達成感を感じさせてくれるのもまた、自らがたたき出した数字。それがまた仕事のモチベーションになる。
いや、しかし、それでも、なお、数字だけで、判断されるこの世界への違和感はぬぐえない。

なんだか、この商売の世界に生きている自分がよく、わからない。狂っているのは、この世界なのか、俺なのか。

まちのねずみといなかのねずみ まちのねずみといなかのねずみ

著者:いもと ようこ,イソップ
販売元:金の星社

今日読んだ1冊。イソップ童話をいもとようこさんが絵本にしたもの。タイトルどおり、まちのねずみといなかのねずみのお話。お互いがそれぞれの土地の暮らしを体験し合うんですよ。都市(まち)のねずみは田舎の暮らし、風景、におい、全てが身体になじまない。逆に、田舎のネズミはシティライフについていけない…。そんなお話。

まあね、どっちのネズミが正しいかとか、田舎か都会か、どっちが快適かとか、どっちが正しいかとか、そんな事わかんないよね。

どこの世界が狂っていようが、今生きている、この世界に立って、この足で踏みしめて、その世界をしっかり自分の目で見据えて、ただ寡黙に、そして優しく和やかに、生きるだけ。ただ、それだけ。

シブヤROCKTRANSFORMED状態

シブヤROCKTRANSFORMED状態

NUMBER GIRL

脳内BGMはナンバーガールの「我起立一個人」(アイ・スタンド・アローン)

ただ立ち上がって 歩き出して 夢の中ふらついて よろめいて
俺は 俺は 行くのだろう

売り上げだとか、数字だとか、そーいう概念にとらわれない、崇高なヴィジョンと意思。
そーいう意識が抱けたらいーなー、と思いました。修行あるのみです。

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2006年11月19日 (日)

夢で逢えたら

外回りの営業の仕事がない今日。一人黙々と店内をクリスマス仕様に飾りつけ。
相変わらず「恋空」と「そうじ本」がよく売れてます。

3日で運がよくなる「そうじ力」      恋空〈下〉―切ナイ恋物語

午後9時30分。閉店作業終えて外に出ると……寒っ。
空気感が完全に冬。

季節の変わり目は、なぜか、少しだけ、切ない。嗚呼…またひとつ季節が廻ってしまうんだ…的なしんみり感。感じない?俺だけ?

DOOR DOOR

銀杏BOYZ

なんだか、最近、夢の中に好きな人が現れる。しかも決まって、俺がキライな、とある男と一緒に。(この辺の事情は10月25日の記事:燃えてる漢(おとこ)参照)
リアルワールドといっしょ…。夢の中でも俺はただ見てるだけか…。

嗚呼…夢で逢えたらいいな 君の笑顔にときめいて 夢で逢えたらいいな
夜の波を 越えていくよ

銀杏ボーイズ「夢で逢えたら」聴きながら寝ます。

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2006年11月18日 (土)

KOKOROを開いて

ただいまー。
今日は、閉店後、トッパツ的に会社の同僚と焼肉食いながら酒飲み。男子4人で。
でも、イマイチ盛り上がらない。みんな疲れてるから。それと、それぞれがそれぞれに対して、心を開いていないから。つーか、俺が心を閉じてるのかな。

俺が本当に心を開いて、KOKORONO窓を全開にして接する事ができる人って…
この世に存在しない。かな。うーん。

が、数少ない、全開とまではいかないにしても、心を開いて接する事ができる友人から昨日TOTUZEN電話がきた。「俺の恋の悩みきいてくれ~、ぐへぐへぐへ」って。

なんだか、あーだこーだ、グチグチ話してたんで、言ったった。
「おまえのその姿勢、ロックじゃねえぞ」「燃えよ剣、読んで出直せ!!」

でも、他人に言うより、それは自分自身への問いだろ、俺。

燃えよ剣 (上巻) Book 燃えよ剣 (上巻)

著者:司馬 遼太郎
販売元:新潮社

新選組とその副長・土方歳三(←また出た)という漢(おとこ)の生きZAMAを描いた歴史小説。
漢(おとこ)とは何ぞや?その問いに対する答えが、この小説の中にある、と個人的に思ってます。

人にどう思われようが、自分がどんなにボロボロになろうが、愚直なまでに一途にまっすぐに、けなげに、自ら選び取った「孤独」の中でオノレの信念を貫き通す。単なる「自分勝手」とも違う、あまりに美しくって儚くって、強いKIMOCHI、KOKOROの在り方。

そのような漢(おとこ)にワタシモナリタイDEATH。

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2006年11月16日 (木)

いつも心に「はっぴぃさん」

今日の休憩時間に読んで、ほんわかしたKIMOCHIになった絵本。

はっぴぃさん はっぴぃさん

著者:荒井 良二
販売元:偕成社

子どもの本のノーベル賞ともいわれるリンドグレーン賞を受賞した荒井良二さんの作品。視覚的に黄色の色使いが、ほどよくまぶしくって、とってもポカポカしたあったかい気分にさせてくれます。

「ぼく」と「わたし」は困った事や願い事を聞いてくれる、山の上の大きな石の上にときどきやってくる「はっぴぃさん」に会いに山を登ります。
いつものろのろの「ぼく」の願いは…のろのろじゃなくなるように
いつもあわてんぼうの「わたし」の願いは…あわてなくなるように

そんな二人が山に登る道の途中で出会い、山の上でお互いにお話します。
あわてるのは なんでもいっしょうけんめいだからだとおもうよ
のろのろは なんでもていねいだからだとおもうわ

結局、はっぴぃさんは来ませんでした。でも太陽を見て二人でお話してるうちに、なんだか、ふたりともはっぴぃさんに会えたような気がしました………というお話。

この絵本でいう「はっぴぃさん」って何?誰?表紙の鳩?黄色い太陽?山の上のでっかい石?解釈は人それぞれだと思うのですが、「はっぴぃさん」はひとりひとりの人間の心の中にいるもの、あるもの。人の良いところを認めてあげたり、見つけてあげたり、気付いてあげたりする心。良いところを認めてもらって、誰かに自分の存在を気付いてもらって、嬉しいっ、幸せっ!って感じることができる心の動き…そーいうものの総称、みんなの心に宿っているやさしい気持ち、それが「はっぴぃさん」の正体なんじゃないかな、とそう感じました。

昨日のこのブログの記事、ブラフマンのライヴ見て、俺もストイックに生きる!とか心に誓ったけど。
「はっぴぃさん」が自分の心にもやってきますように!やさしくてストイックに。「いつも心にはっぴぃさん」ってつぶやきながら、明日からまたがんばろう、この絵本読んでそう思いました。

さて、明日は久しぶりの早番。早起きしなきゃ。オアシスのベスト聴いて寝ます。

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2006年11月15日 (水)

全身全霊マインド

ブラフマンのライヴ行ってきました。
会場はとてつもない熱気。そして盛り上がり。ダイブ(ロックのライブで暴れてる客の上をゴロゴロ転げ回ること:はてなダイアリーより)の嵐。ラストはヴォーカルのトシロウさんも客席に、ほんとにダイブしてました。飛び込んでました。
前方の盛り上がりのはるか後ろで、俺はただじっと、直立不動でブラフマンの音楽聴いてました。個人的に盛り上がらなかった、つまらないライブだったからじゃあないですよ。
ライヴへの望み方、楽しみ方は人それぞれじゃないっすか。俺はストレスを発散するためとか、騒ぎたいためとか、楽しくなりたいから、ロックのライヴに行くのとちょっと違うんです。
何と言うか、そのライヴ空間でミュージシャン、バンドの音と直に対峙して、いろいろと感じたいんです。考え込みたいんです。深く感じたいんです。ウッギャーと叫んで、外にエネルギイを放射するんじゅなく、オノレの内側、心のずっと奥の方でその衝動を感じたいんです。両手を天高く突き上げるんじゃなくて、胸の前で静かにギュッと拳を握り締める、みたいなイメージ。わかります?
そんなこんなで、昨日のブラフマン。俺はただ動かず、じっと聴いてただけだったのに、汗だらだら流れたり、鳥肌立ちすぎて風邪ひくんじゃねえか、って感じながら見てました。とにかく半端じゃねえ演奏・うたのテンション。「全身全霊」ってこーゆー事なんだ。彼らは1回のライヴで確実に寿命何日か縮めてるんじゃないか、ってぐらい。でも、ブラフマンの音楽、耳が痛くなるほどの轟音で凄まじいテンションなのに、メロディラインはとっても綺麗で静謐。素晴しい音楽。俺にはあの轟音の中でもその綺麗なメロディが浮かび上がって聴こえました。

帰路、帰りの新幹線。ライヴ直後の耳鳴りする頭でうーむ…、と深く考え込みました。ブラフマンと彼らの音楽。俺はあそこまで、ストイックに何かに全身全霊を傾けられるか。物事を極める、突き詰められるのか。深く潜れるのか。物事の極限ってどこなんだろう…とか。

とにかく、たるんだ心と身体に改めて気合を喝を入れ直さなきゃ、と深く考えさせられたブラフマンのライヴでした。

THE MIDDLE WAY THE MIDDLE WAY

アーティスト:BRAHMAN


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2006年11月13日 (月)

心優しいうさぎちゃんと雪だるま

職業本屋だけど、仕事を離れても本屋好き。休みの日は大都市のでっかい本屋さんによく行きます。そんなこんなで、休みの今日。某大型書店へ。
いつものように、自分が仕事で担当しているセクションであるコミック、児童書コーナーをチェック。へー、なるほどなるほど。

その本屋さんでの今日の収穫。自分の店で買えよってハナシだけどね。

うさぎちゃんとゆきだるま うさぎちゃんとゆきだるま

著者:あだち なみ,あいはら ひろゆき
販売元:教育画劇

札幌は今日、雪が降ったんですって?北海道の友人からメールがきたけど。

これからの季節にぴったりな1冊!あだちさんとあいはらさん、このお二人の創る作品、好きなんです。有名どころだと、「くまのがっこう」シリーズがありますね。

ことし はじめての ゆきが ふりました」という出だしで、お気に入りの赤い帽子と赤い手ぶくろをしたうさぎちゃんが、おそとに出て、きらきらの雪で、雪だるまさんを作るというお話。特にドラマチックな事が起きるわけでもなく。
雪だるま完成!直後にまた、雪が降ってきます。
うさぎちゃんはママから「もうおうちにはいりなさい」って言われるの。困った顔をしながらも、ママの言うこと聞いておうちに戻ったうさぎちゃん。赤のコート脱いで、おうちであったかいココアを飲むんです。ふー。でも、あれ?お気に入りの赤い帽子と赤い手ぶくろどうしたのかな

うさぎちゃん、お外で寒そうな雪ダルマさんに帽子と手ぶくろをかけてあげたんです。でラスト…
うさぎちゃんのゆきだるまさん とっても あったかそうでした。

雪だるまさん あったかそう」このフレーズ、最高に、好きです。そして、お外で寒そうな雪だるまさんにお気に入りのぼうしとてぶくろを貸してあげるうさぎちゃん、あなたはやさしいひとだね。いや、やさしいうさぎちゃん!その気持ちが素敵です。

そーんな絵本にぴったりの音楽がパッと思い浮かんだので、久しぶりに聴き返しました。

これ!シオザワヨウイチさんによるソロ・ユニット・THE GUITAR PLUS ME、去年リリースのアルバム「SILVER SNOW」。
ギター弾き語りプラスフワフワした電子音。打ち込み音楽って無機質な、色がないような印象だけど、この作品は違うなあ。「白」っていう色。しかも「雪」の白色。そのイメージが喚起される、そーいう音楽。なんか以前、「電子音楽・打ち込み音楽って機械の音っぽくてそのアーティストの気持ちだとか魂が感じられなくてつまんない」って知人に言われたことがあったっけ。でも、機械の音のスキマからこぼれる、垣間見える、その創り手たるアーティストの人間ぽさ。耳と心を研ぎ澄ませてよーく聴いてるとはっきりと感じられるよ。音の色も、イメージも。

そんな感じで、まったりした休日でした。ぎゃぼ。

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2006年11月12日 (日)

ボーイズ・オン・ザ・ラン

土日は外回りの仕事がないので、今日は店内業務に専念。
コミック売り場の大改革に着手中。今の時期、受験シーズン到来の影響で、参考書等の学参の売り上げが右肩上がり。ここに着目しない手はないぜベイビー。学参買うのは中高生。コミックに一番多く手を伸ばすのも中高生。そう、「ついで買い」を誘う売り場作りを目指す!

狙うは、文系男子高校生。その層を意識した品揃え・売り場作りを進行中。
今日は、先週大量に発注したコミックが入荷。その棚出し作業に追われる一日。同時に、動きの悪い商品の大量返品。売り場の商品は鮮度が大事!
今日入荷分で特に個人的オススメは、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」と浅野いにお著作品。何となく、文系男子高校生向けぽいでしょ。あと、「仕掛け用」として多めに仕入れたのが、「みなみけ」。手にとってくれないかなあ。売れてくれないかなあ。
商売の世界の醍醐味のひとつ、「お客様との勝負」。これよ。買ってくれるか、買ってくれないか。ホントのところは勝負事はキライなんだけど。商売の世界では、戦って勝たなきゃ生きていけない、らしいから。
ボーイズ・オン・ザ・ラン 1 (1) みなみけ 1 (1) ソラニン 1 (1) ひかりのまち

でも、俺が勝ちたい、というか克たなきゃいかん相手は自分。「他の誰でもなく、勝負の相手は自分自身」…なんだか、よく聞くフレーズだけど。でもね、それが本当の気持ちですよ。鍛錬・修練。日々、己の内面を鍛えるよう意識して仕事に打ち込みたいと思う次第であります。

A MAN OF THE WORLD A FORLORN HOPE
来週参戦のライブの予習のため、ブラフマンの昔のアルバム聴き返しました。
ブラフマンというバンドに対するイメージは「ストイック」「求道集団」とかそーいうイメージです。正座して聴いちゃうような。ひたすら自己のずっとずっと内側に向かう音と詞。外へ向けていろんなものと繋がろうとするのではなく、「個」であり「弧」であり続ける、そんな音であるように感じられます。

ブラフマンが鳴らす音のように、ストイックに仕事に精進したい次第であります。がんばれ俺。

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2006年11月 9日 (木)

本屋になってから、家族の誕生日には必ず本をプレゼントしている。
そんなこんなで、昨日はうちのじーちゃんの80歳のお誕生日!!
歴史好きなじーちゃんに来年の大河ドラマ絡みで、「山本勘助」本と脳の活性化に効果的!な、今ハヤリの「大人のぬり絵」(と色鉛筆も)をプレゼントしました。 

脳いきいき 大人のぬり絵〈vol.5〉美しい花となつかしい風景編

とーっても喜んでもらえたよ。よかった!「孫」でいられる事に最高に幸せを感じました。

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2006年11月 7日 (火)

破滅型人間

休日。いつものように、平日の休日は午後7時頃までケータイの電源OFFって過ごす。何故って仕事がらみのメールとか電話があまりにうるさすぎて、参るから。ただでさえ少ない休日ぐらい休ませてよ、っちゅうハナシ。

そんなこんなで、午前中は部屋で自分時間。ロッキング・オンジャパン読んだり、のだめカンタービレ見たり、聴かずにたまってる未聴アルバム聴いたり、俺ワールドを満喫する。

フー・ザ・ヘル・イズ・ピート・ドハーティ? ダウン・イン・アルビオン

おととい購入したDVDを見る。元リバティーンズ、現ベイビーシャンブルズのフロントマン・ピート・ドハーティのドキュメンタリーDVD。破滅型人間に惹かれます。DVDの帯に彼について「単なるジャンキーか?アーティストか?」とあるけど、表現者というイミでアーティストでしょう。どんなにドラックをやろうが、暴力・逮捕事件起こそうが、スキャンダルまみれだろうが「歌」「音楽」「ロック」がいつも生き様のど真ん中を貫いている人、そーいう表現者なんだな、と感じました。昨年リリースのアルバムをまた最近よく聴いてます。
気だるくって、ヘロヘロでよっぱらいが千鳥足で歩いてるようなノリ、そして歌。不良っぽくて最高にやさぐれてて、トンがった音。たまに垣間見えるセンチメンタルな感じ。
ピート・ドハーティという漢(おとこ)の生き様が刻まれたこのアルバム、もうしばらく愛聴します。

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2006年11月 6日 (月)

華咲く本屋

世間的には3連休。ですよね。連休効果で売り上げも好調。よかったよかった。
突然、コミック担当を命じられて約2週間。一昨日のコミックの売り上げ、何と、今年一番でした。嬉しい限り。「のだめ」「デスノート」のおかげかな。でも、デスノート、数巻売り切れちゃった。今現在売れまくりの本の店頭在庫を切らす、これ、担当者が最もやってはいけない事なんだよなあ。でもデスノート、出版社でも問屋でも品切れ。どーしよ。

そんなこんなで、今日もひたすらコミックの仕事。前担当を悪く言うつもりは全くない。が、自分が担当になってじっくりコミックコーナーの棚、平台のラインナップを見てみると、こりゃヤバイなあ、と思わずにはいられない。一体この店のコミックコーナーは何ヶ月ほったらかしにされてきたのだろう。そこに収まっているコミックさんたち、さぞ寂しかっただろうに…。店にある本は俺の子どもです。本屋の「棚」は生き物といっしょ。例えば花壇にも畑にも、肥料を、水を毎日毎日与えてあげて、「大きくなあれ」と心を込めて育てる気持ちがないと、綺麗な花も咲かないし、おいしい野菜も収穫できない。

書店における「棚」も同じ。そこに並んでいる本たち、に常に手を加えてあげないと、お客様にとって魅力ある売り場が育たない。売り場に花が咲かない。いや、「」が咲かない。
華咲く売り場」ってどんな売り場?お客様が今求めているタイムリーな旬な本がしっかりそこにある、さらには、Aという本を探しにきたら、それに類するAAという素敵な本にもめぐり合えた、というようなワクワクする本との出会いがある売り場…。それが、俺が考える華咲く売り場。キレイごとに聞えるかな?でも、俺はそーいう演出・売り場作りを本気で目指してます。

スーホの白い馬―モンゴル民話 スーホの白い馬―モンゴル民話

著者:大塚 勇三,赤羽 末吉
福音館書店

えほんを読む時間。今日読んだ1冊。スーホの白い馬。モンゴルの貧しい羊飼いの少年スーホ。ある日、生まれたばかりの白い馬を拾って帰ります。スーホはこの白い馬を心を込めて世話をし、育て上げました。でも…。引き離されてしまう、スーホと白い馬。お互いがお互いを想い合っているから、信頼し合っているからこそ離れ離れになっても気持ちが通じ合うんだね。最後はちょっと悲しい結末だけど。人だけじゃなく、動物にも、植物にも、そして本にも、本当に心から自分の中の素直な優しい気持ちで接する事ができる、そーいう人間にワタシハナリタイ。

カートコバーン/トリビュートニルヴァーナ

最近、よく部屋で独り、ボーっとニルヴァーナの写真集眺めてます。「錆尽きるより燃え尽きたい」カートは遺書にそう記したそうですが、俺はどうなんだろう。錆尽きたいかな、燃え尽きたいかな。いずれにせよ、生きてるうちに、やらなきゃいけない事、やっときたい事をなるべく多く成し遂げたい。それだけ。

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2006年11月 3日 (金)

とある書店員のいちにち

8時40分。出勤。眠い。今日は早番。ちなみに俺の勤務する店は10時開店。今日は、ちょっとした用事があって、この時間に外商(営業)の本部がある店へ。それから勤務店舗へ移動。

まず、雑誌を出す。梱包といて、今日の俺の担当セクションである育児雑誌・モーター雑誌・ホビー・ゲーム雑誌・男性誌・芸能・映画関連雑誌・育児・児童雑誌、コミック誌などの雑誌出し。要は陳列作業ね。

急いで終わらせて、本日発売のジャンプコミックスヤングサンデーコミックスをパックする。(なんかコミックってビニールみたいなのかかってるじゃないですか。あれを機械でかける作業)ちなみに、この私、1週間ほど前、突然、少年・青年コミック担当を命じられちゃったの。今日の目玉は「NARUTO」「銀魂」「D・グレイマン」。
で、それらをコミックコーナーに陳列。そして、追加注文の手配。NARUTOとか銀魂とかは配本が多いんだけど、その他の配本数(←本の問屋から店への、その本の送品数のことです)が少ない本に関しては、数日間で売り切れを生じさせちゃあまずいので、その日のうちに追加注文を出すんです。で、その作業。ネットで注文。さらに問屋(書店業界用語で取次ぎ店と呼びます)にも手配。もちろん、その間、レジ業務もやりながら。いらっしゃいませっ!ありがとうございますっ!!

そーこーしてるうちに12時過ぎてるー。うわー。ほんとなら、ここで休憩時間なのですが、今日はゆっくり休んでる時間なんかねえ。
ってことで、外商本部がある支店へ移動。そう、俺は店ではコミック・児童書担当。外に出ると本の営業担当。こっからは営業員へモードチェンジ。こっちの外商本部にて、本日学校へ納品する本の納品書やら請求書やらをあせりながら作成。あせりつつも、休憩中のバイトの女の子と談笑。そんなおしゃべりしてるヒマなんかないだろ、俺。まあ、でも、ほら、コミュニケーションも大事だからね

2時。そーいったもろもろの作業を終え、営業コースへ出発!今日は自分の車にて。でも2時はまずい。ほんとは1時には出なきゃいけないのにー。

1校目。某大規模中学校。今日の目標は、集英社から最近出た、「学習漫画中国の歴史全10巻」を売ること。あともうひとつ。これまた販売強化指令が出ている「お菓子づくり百科」とかいう昨日発売されたDVD付の本。これを売る事。こーいう商品を図書館担当の司書の先生に売り込むんですねえ。営業の腕のみせどころです。

結果はなんと、両商品ともお買い上げ!やったぜ。俺。やればできるじゃん、と少し自画自賛。次、2校目、某中学校。個人の先生方への納品・集金。3校目。某大規模小学校。ここもさらっと何人かの先生への納品・集金。はい、次、とある地区の公民館。さくっと納品、集金。うん、まだ3時過ぎ。良いペースだ。移動中の社内のBGMは自作のパンクロックCDR。おおっと、聴こえてきたのは、ジョーイ・ラモーンの「この素晴しき世界」のパンクカバーバージョン!ルイ・アームストロングのカバーね。しびれるなあ。

ドント・ウォーリー・アバウト・ミー ドント・ウォーリー・アバウト・ミー

ジョイ・ラモーン

で、次。某中規模中学校。ここでは事務室にて図書室に納品分の、少しまとまった額の集金。ありがとうございます。職員室にて、数人の先生へ納品。「のだめカンタービレ」全巻お買い上げの先生も。保健の先生に、これまた販売強化商品の「医者からもらった薬がわかる本」をお買い上げいただく。ありがとうございますっ!この保健の先生といろいろと、話し込む。話題は「ねえねえ、誰かいい女性(ひと)見つかった?」いえ、特に。ちなみに、この先生はいつも俺にそーいう話をふるんだよね。俺は土方歳三とか高倉健さんみたいな漢(おとこ)でありたいんです!(←また言ってるよ、俺)なんだか、そんなことを熱く語りながら、30分近く話しこんじゃった。やべえ。時間ねえのに。
「ごめんね、忙しいのにひき止めちゃって」保健の先生はそう言ってくれました。いえいえ、いいんですよ。こーいうコミュニケーションも大事だからね(2回目

4時20分。某大規模小学校。4時から5時の間に来てくださいっ!と図書担当の先生に言われてたんです。なんとか間に合った。まとまった額のお金を頂戴する。図書室納品分の。ありがとうございます!うわ、もう4時45分!
ちなみに一応、学校は、先生方の勤務時間は5時まで。なんとしてもあと1校行かなきゃ!アクセル全開でぶっ飛ばす。(制限速度は守りましょう)車内のBGMはおおっと!キター!

君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命

銀杏BOYZ

ぶっ殺してくれ、俺ん中のバケモノを!!!!!!!!!!
若者たち」を車ン中、独りでシャウトしながら、今日最後の目的地へ。
4時55分到着。歌いすぎてちょっとノド痛いです。某中規模小学校。あぶねー。5時ぎりぎり5分前。まあ、5時過ぎたからどーこーってわけじゃないんだけど。一応ルールとしてね。
個人の先生方へ納品。ゆずの楽譜をお買い上げの先生がいました。卒業式で歌うんだって。6年生が調理実習で作ったというゼリーのようなものをいただく。正直、美味!!とはいえなかったけど、こどもが作った味。こどもにしか出せない味。それがなにより最高。ごちそう様でしたっ!

5時35分。勤務地の店に戻る。そんでもって、補充で入荷してきたコミックを売り場に出す。いわゆる棚出しという作業。それから、昨日、今日売れたコミックの補充注文。在庫チェック。うん、よし。コミックの仕事をキリのいいところで終わらせて、次、児童書。
クリスマスとか冬の絵本のセット商品が入荷。

世界一すてきなおくりものチビねずくんのクリスマス

めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス

サンタさんにあっちゃった

こーいう本とかです。今度読んでみよっと。嗚呼、もうそんな季節か。どこに展開するか悩む。あれやこれや、場所を作ってとりあえず、クリスマスっ!冬の絵本コーナーをつくる。だーめだこりゃあ。この売り場の「とりあえず感」。あとでちゃんとコーナー作り直そう。ほんとは、もっとやる事あるんだけど、この辺でやめる。続きは明日!
さらに、また外商本部がある支店へ移動。こーして書いてると、なんか、俺、忙しい人間だね。ゆとりが欲しい。

7時30分。支店へ到着。月曜日から今日までの営業での現金集金分、の集計。もろもろの精算・入金作業。が、社の上の者から指示されていた回収目標金額に10万足りなかった。やれやれだぜ。(by空条承太郎・ジョジョの奇妙な冒険第三部)ふう…。疲れた。

8時50分。ほんとはもっとやる事あるんだけど、今日は帰る。続きはまた明日やろっと。

9時。レンタルCD屋さんに借りてたCDを返す。

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

くるり

延滞料金400円。2日も返すの遅れちゃった!!!
ぼーくーがなんぜんマイルも歩ーいーたーらー♪てのひらからだいじなものがこぼーれ落ちーたー♪
「ワンダーフォーゲル」を歌いながら、家路につきました。

以上、とある書店員の一日でした。長いな…。ここまで読んでくれた人いるのかな。

そのあなたへ…

読んでくれて、ありがとうっ!!!

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2006年11月 2日 (木)

えほんをよむじかん

最近、仕事の休憩時間中に絵本を読んでいる。去年、児童書担当になったとき、担当であるからには、児童書を知らねばならぬ!と思って、一日最低一冊絵本を読む、という課題を自分に課した。最初はこれも仕事の一環だ、と思って絵本読んでたんだけど…。

今ではそーいう意識ではなく、絵本好きだから、読んでる。休憩時間つっても、ここ数ヶ月余裕がなくて、ろくに休憩もとれない日々だったけど。最近は、無理してでも、休憩時間は休む事にしている。そんでもって、その時間、児童書担当になった当初みたく、絵本を読む時間にしてます。「えほんをよむじかん」…なんか、保育園児みたい。

モチモチの木 モチモチの木

著者:斎藤 隆介
販売元:岩崎書店

今日読んだ絵本。モチモチの木。古典的名作ですね。初めてまともに読みました。これまたええ話やのう。何だろう、「本当の勇気とはなんぞや?」そーいう事を考えさせられるおはなし。表紙のこどもの豆太とじさま(爺さま)の二人のお互いを思いやる気持ち。これよこれ。弱虫の豆太、じさまのために、勇気あるアクションを起こすわけですよ。
ラストのじさまの孫・豆太へのことば「じぶんで じぶんをよわむしだなんて おもうな。にんげん やさしささえあれば やらなきゃならねえことは きっとやるもんだ
深くも重い言葉。やらなきゃならねえこと…か。優しささえあれば…か。

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2006年11月 1日 (水)

JUMP!!!!!!!

あー、やっと、ついさっき、完成したー。何がって、前回の記事にも書いた営業先の学校図書館担当の先生向けに作成している極私的本屋通信。一応、発行日は10月31日。ちなみに前回の号は9月6日発行。あぶねえ。月イチ発行ペースをあやうく崩すところだった。まあ、誰に命令されてやってるわけでもない、自分でやってることだから続けられるんだね。でも、正直しんどくなってきてるけど。

昨日は夜遅くまで、会社の同僚とファミレスにいた。まあ、要はひたすら、その同僚の愚痴を聞いてあげてたんだけど。そりゃあねえ、人間が2人以上集まりゃあ、「組織」だから。いろいろあるよねえ。ホント。右もいれば左もいる。ロック好きがいりゃあ、横浜ベイスターズ好きもいる、コアなサンフレッチェ広島ファンもいる、趣味もいろいろ、ほんと、人間いろいろですよ。でもね、職場(店舗)は違うとはいえ、同じ会社内で働いてる人同士が傷つけあって、憎しみあって、争いあってるのを見るの、本当に気分が沈む。
でも、とことんまでやり合うしかないのかな。雰囲気気分だけで「俺ら仕事仲間です・同志です・同僚です」っていうの、俺も嫌いだし。

きつねのかみさま きつねのかみさま

著者:酒井 駒子,あまん きみこ
ポプラ社

今日の休憩時間に読んでました。なんかね、和みたいんですよ。俺は。生活している半径5メートル以内の世界が殺伐としてるとね。たとえ、一瞬でもいいから和みたいんです。わかりますかね、俺のこのKIMOCHIが。
酒井駒子さんの絵が素敵。大好き。幼い姉弟(だよな)とキツネの表情、しぐさのひとつひとつが、姉弟とキツネのやりとりがとってもほほえましい。見てて笑顔になるよ。よく絵本であるよね、日常世界からちょっと不思議な世界に迷い込む、みたいなストーリー。この絵本もそんなお話でした。ちょっとでもいい、俺もそーいう世界、あの角曲がったら、あれ?みたいな世界に遭遇したい!でも、今日、俺はその絵本を読んでいた5分間だけ、殺伐とした世界からジャンプできたような気がしました。
着地点はまた、同じ世界だけど。ぎゃぼ。

1984 1984

ヴァン・ヘイレン

JUーーーーーーーーーーーーMP!!!!!!!!!!!!!!!!

こっからジャンプしたいです。

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