たいせつなこと?
休日の今日、行きつけの(?)絵本屋さんに行ってきました。
カート・コバーンがうつむいてギター弾いてるニルヴァーナのTシャツ着て。
他に書店を2、3軒はしごしました。自分が本屋になる前は普通の本屋さん好きで、無邪気に書店に入り浸る事を楽しめてたのに、職業病なのか、今ではどーしても書店員の視点で店内を見てしまうのが少し悲しいです。この陳列の仕方はちょっと…とか、この本はここのコーナーじゃないだろう、とか。あ、ヤバ、うちで在庫切らしてる本がいっぱいあるぅ…とか。
そんなこんなで、今日の絵本屋さんでの収穫。
ひなぎくにとってたいせつなのは「しろくあること」 くさにとってたいせつなのは「かがやく みどりであること」 ゆきにとってたいせつなのは「いつも かわらず しろい ということ」かぜにとってたいせつなのは「ふく ということ」 そらにとってたいせつなのは「いつも そこに ある ということ」
といった具合でこの世界に存在するそれぞれにとって「たいせつなこと」が列挙されていきます。で、最後に、あなたは あなた 「あなたにとってたいせつなのは…」
ラストのくだりを読んで、ムムム…と深く考えこんでしまいました。本屋さんで見つけたら、最後のページを開いてみてください♪
その行き着けの絵本屋さんがある街までの車中で聴いていたのがこれ↓
RYUKYUDISKO。沖縄出身・双子のテクノ・ユニット。テクノと民謡ぽいリズムの沖縄音楽が融合したかのような、ひたすらテンション高いアルバム。特に、ZAEN BOYSの「HIMITU GIRL~」をサンプリングした「ZAZEN beats」が最高。
帰りぎわ、ちょこっと自分の勤務先の本屋に寄って担当コーナー(児童書)の棚をいじってたら、同僚から言われました。「それ、児童書扱う人が着るTシャツじゃないよね(笑)」
「GRUNGE IS DEAD」のロゴ入りのカート・コバーンTシャツ着て、絵本棚いじってる書店員がいたら声かけてみて下さい。それ、たぶん、俺です。
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